凡人の私がした勉強方法なのでもちろん特別なものではありません。
そして、資格を取るためにした勉強なので、受かった後は学ぶことを続けない限りすっかり忘れてしまいます(笑)。
・・・だって凡人だもの。
でも、資格を取ろうとしている人達にはちょっとだけヒントになるかもしれませんので書きとめておきましょう・・・・・・。

私は2006年にAEAJアロマテラピーアドバイザーを取得しました。
この時は規定の教科書と市販の問題集を繰り返し読んだり解いたりして覚えました。
香りについては高価な精油は買えなかったので、レモンやスイートオレンジ、ローズマリーなどの比較的安価な精油を購入し香りを記憶しました。
試験用のキットも販売されていましたが、お金をあまりかけられなかったので、精油が売っているところで試供品を嗅いで覚えることもありました。

その後、アロマテラピーインストラクターを取ろうと思い、スクールに通わなくても良かった時代に1度受けました。
化学が全く理解できなかったのと、学名が読めず覚える気持ちにもなかなかなれず・・・。
市販の問題集だけを何となく勉強し、うろおぼえのまま試験に挑みました。
もちろん問題など解けるはずもありません。結果は不合格。

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その後は インストラクターを目指すことなどすっかり諦め、趣味程度でアロマテラピーを楽しんでいました。
それから10年ほど経った2015年。
やっぱりアロマテラピーインストラクターを取りたいと思い立ち、明日までが講座募集の期限という時に駆け込みで申込みをしました。
月2回の受講で半年間。一緒に勉強していた仲間の刺激もあり頑張って勉強に励みました。

資格取得のための勉強方法。

これこそ人それぞれだと思います。
とにかく書いて覚える人、まとめノートを作る人、単語帳を使う人、赤か緑のペンで教科書に線を引き、赤か緑の下敷きで文字を隠して覚える人・・・。声を出して教科書を読んで覚える人などなど。
誰にでも経験のある方法だと思います。

私の場合はと言いますと。
とにかく書かないと覚えられない。
かといって1度書いただけではもちろん忘れてしまいます。
だけど・・・子育てこそありませんでしたが、家事や習い事、お付き合い、本職では通常の業務の他に研修のお手伝をさせて頂くことになり、休日の資料の読み込みとチェック、ウォーキングもしたいし、趣味も続けたい・・・いくら時間があっても足りない状況で、もちろん教科書をまとめている時間などありません。

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そこで、私がした(している)勉強方法は

①まずはスクールで出された問題を解く(答え合わせは次の講座の時でした)。

②全く解けないので、教科書を見て答えを書く(カンニング!?)。
*一応教科書を見ながら答えを探すので何となく勉強した気がします。
ちなみにこの時、○×問題であれば答えが×の場合はどこが間違っているのかと正しい答えを書くようにし、選択問題の場合もどこが間違えているのかと正しい答えを記載しておくようにします。

③スクールで答え合わせをして間違えたところを訂正する。
*教科書を見て解いたわりに間違えていたりします。

④始めはスクールで出された各単元の問題を繰り返し解く。

⑤繰り返し解いても間違える場所は大体同じ・・・。
*これに気付くことが重要だと思います。

⑥よく間違える部分のみノートに記入。ただ書き写すだけではもったいないので、穴埋め問題にします。

汚い字で人にお見せするようなものではありませんが、恥を承知で画像貼り付けました。
お許しください。
こんな風に穴埋め問題にしてノートに書いていました。

⑦ここまでくると大体のことが覚えられています。時期としては、試験の1カ月程前までにここまでできれば合格圏内!

⑧スクールで出される問題を繰り返しすれば合格できると思いますが、やはり不安になるものです。
私の場合はスクールで出される問題が概ね解けるようになったところで、市販の試験対策本を解くようにしました。
*スクールで出された問題用紙はスクール独自のものなのでここでは紹介することができませんが、私が購入した市販の本を後ほどご紹介しますね。

⑨試験では歴史が必ず出題されます。
歴史が苦手な私は、ついつい後回しにしてしまいますが、それでも良いと思っています。
だって凡人は、早々覚えても忘れてしまいますから。
覚え方は①~⑧までの方法で。
1カ月~2週間前から本腰を入れて覚えました。

赤い字は何度も間違える場所。何度も間違えると自分の覚えの悪さに愕然とします・・・。でも諦めないことが大事!

⑩そうそう。忘れちゃいけない大事な学名と成分、作用・適応、使用部位(精油学各論)。
これは早いうちから対策を取ることをお勧めします。
できればスクールに通い始めた時から単語帳などに書いて覚えること。
学名はできれば書けるようにしておくべきですし、成分や作用も覚えないといけません。
30種類の精油を覚えるわけですから。1日5個覚えれば1週間あれば覚えられる計算ですね。でも、1週間後には最初に覚えた5個は忘れています(私の場合ですが・・・)。なので、何度も繰り返して覚えます。
初めは覚えていないことが情けなく悔しいものです。
でも、続けていくうちにちゃんと覚えられます。
諦めずに取り組みましょう。

ウォーキングのお供の単語帳。

⑪ところで、いつ勉強するの?
時間がないと言っている割にノートにまとめてんじゃん。
と思われたあなた。
主に早朝と仕事が休みである土日に勉強時間を確保しました。
平日は仕事があり、朝7時20分に自宅を出ます。
家に帰ってくるのは18時半~19時頃ですが、火曜日と木曜日、金曜日の夜は習い事があり、帰宅が21時~22時半くらいになります。その後夕飯を食べますが・・・晩酌もしたい。となると夜は勉強できません。
なので、必然的に朝起きることを目指します。
欲張りな私は健康のためにウォーキングもしたい。
だったら朝4時に起きよう!
丁度その当時、あるテレビ番組で有酸素運動をしながら勉強をすると覚えが良くなる。というのを観たので、まだ真っ暗でしたが単語帳を持って、できるだけ明りのある場所を選び、学名と成分をぶつぶつ言いながらウォーキングを実施。
30分くらい歩いていましたが、単語帳のお陰なのか?有酸素運動のお陰なのか?時間を無駄にすることもなく学名を覚えることができました(ウォーキングをしない人はこんなことをせず、勉強時間にあててくださいね)。
ウォーキングから戻った後は1時間ほど勉強しました。
仕事休みの土日といっても用事もありますからやはり早朝~午前中に勉強するようにして、試験間近はできる限り用事を入れずに勉強に励みました。

⑫アロマテラピーインストラクターの試験は80%正解すれば合格ラインです。
結構ハードルが高いと感じますが、勉強を重ねていくうちに100%の正解を目指すようになります。
どんどん問題を解いて脳みそに刷り込むことです。

⑬なかなか覚えられなかった脳や皮膚、嗅覚(鼻)の構造。これについてはざっくりと絵(図)を描いて覚えました。
化学は高校の化学の参考書を古本屋で購入しちょこっとだけ参考にしました。

いかがでしょう?
こんなに勉強しなくても合格できる人は沢山います。
でも、私の場合は本当に覚えが悪く、忘れるのは早い。
だから何度も繰り返し勉強することが合格への近道でした。
ここまで読んで下さったあなたはきっと、合格した人はどのような勉強をしたのだろう?どんな人なんだろう?と思っていたことでしょう。
何も特別なことはありません。
地道に繰り返し勉強すること。
頑張ってください!必ず合格できますから!

~私がお世話になった市販の問題集~
以下、私が実際に購入した試験対策本をご紹介させていただきます。

アロマテラピーインストラクター試験対策&問題集
こちらは早いうちに購入し、活用しました。この本をしっかりやれば他に本を買わなくても良いかもしれません。ただ、私は不安だったので下記の本も買いましたけど・・・。
アロマテラピーインストラクター試験徹底対策問題集
こちらは試験の1ヶ月位前から活用しました。初めは難しいと感じ、だめだ、受からないと挫折しそうになりましたが、やっていく内にちゃんと覚えられました。ある程度勉強していなと難しい内容だと思いますが、試験後も参考になる本だと思います。

少しでもこれから資格を目指すあなたの参考になれたらうれしいです。
頑張ってください。応援しています。