蚊が恐ろしい。そんな時は蚊逃草(ハーブゼラニウム)

蚊逃草(ハーブゼラニウム、ローズゼラニウム)の香り。


先日ホームセンターで蚊逃草と書かれたハーブを見つけました。
「きっと、シトロネロールなどの成分が蚊を寄せ付けないのだろう。」と匂いを嗅ぐと
やはり、レモンのようなミントのような香り(私にはそう感じます)。私の好きな香り。
よく観ると、“シトロネラール(蚊の能力を低下させる成分)を含んでいます”と表記がされていました。
正体はゼラニウム。ハーブゼラニウムと書かれていましたが、学名が確認できませんでした。


ところで、蚊・・・。嫌ですね。寝ている時に刺されると最悪。
人間の血を吸うのは身ごもった雌の蚊(産卵期)。普段は雄も雌も花の蜜や果物の果汁などを食して(吸って)いますが、産卵期の雌の蚊はタンパク質を求めて人間の血を吸うというのです。
なので、雄の蚊は人間の血を吸わないんですね~。
・・・と、ここは蚊の生体について紹介しているホームページでもブログでもないので
蚊の話はこの辺にしておきましょう。

今回購入した蚊逃草にはシトロネラールが含まれていますが、シトロネラールはモノテルペン系アルデヒド類です。似たような名前の成分にシトロネロールというのもあります。
シトロネロールはモノテルペン系アルコール類。ブログを書きながらこんがらかって、ネだかロだか分からなくなりましたが・・・(汗)。
シトロネラールはアルデヒド類なので皮膚刺激が強く、酸化しやすい成分です。
もし、シトロネラールなどのアルデヒド類が含まれた精油を使用する場合、皮膚の弱い方は注意しましょう。・・・と言ってもいきなり化学の話をされても分からない~!と思われる方もいらっしゃると思いますので、成分については後々アップしていきたいと思います。(私も苦手分野なので少しお時間を下さいませ)。
余談ですが、市販の虫よけにはディートという虫よけ成分が入っていることが多いのですが、厚生労働省のホームページを見ると、「ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について」というページに記載があり、神経系への影響を懸念し、製造会社には定期報告書の提出を求めています。
虫よけスプレーを作る時にシトロネラールやシトロネロール、シトラールなどが含まれたエッセンシャルオイル(精油)を使用すれば手作りできます。市販の虫よけスプレーのような強力な効果は期待できませんが、自分の肌に合ったものや好きな香りをブレンドして作ることができますので、皆さんも試してみて下さいね。キサンタンガムを使えば虫よけジェルになりますよ♪
*このあたりのお話も改めてホームページにアップしたいと思います。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です