勇気の象徴。タイムで石鹸を作ってみました。

勇気の象徴。タイムで石鹸を作ってみました。
と、その前にタイムについて少しだけお勉強しましょう!

≪タイム≫
学名:Thymus vulgaris(ティムス ウルガリス)
英名:Thyme
和名:タチジャコウソウ(立麝香草)
科名:シソ科
使用部位:葉部
含有成分:精油(チモール、カルバクロール)
フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)、タンニン、サポニン
作用:抗菌、去痰、気管支鎮痙
適応:気管支炎、百日咳、上気道カタル、消化不良、口臭
禁忌・副作用:知られていない。  安全性:妊娠中に使用しない。

タイムには強力な抗菌作用があり、そのことから「勇気の象徴」とされ、「タイムのような香りがする。」と言われることは、男性にとっては最高の褒め言葉であるとされました。また、タイムは子宮機能障害の薬として用いられたことから「マザータイム」の俗名もあります。
ちいなみに、胸腺である「thymus(サァィマァス)」は粒状体がタイムの種子束を連想させることが由来となっています。

~タイムの歴史と特徴~

古代エジプトではミイラの防腐剤や保存剤として活用されたり、中世ヨーロッパでは感染症予防に使用された歴史があり、強力な抗菌力があるチモールやカルバクロールなどのフェノール系の精油成分の作用と考えられています。その頃は成分が何なのかなんて分からなかったはずなのに、理にかなった活用をしていて驚きですよね。
その他に、「アピゲニン」「ルテオリン」などのフラボノイド類やサポニンは鎮痙、鎮咳・去痰作用を発揮することが知られています。
17世紀英国のハーバリストのニコラス・カルペッパーは、タイムの浸剤が百日咳や胃の痛みに有用であると報告しているように、気管支炎や上気道カタル、喘息などの呼吸器系疾患や、食あたりや吐き気、消化不良による口臭などの消化器系疾患に用いられます。

精油成分のフェノール類であるチモール、カルバクロールは肝毒性が指摘されており、精油の単独の使用には注意が必要ですが、ハーブとして用いる場合は安心して使用することができます。
もし、精油を使用したい場合にはごく少量を使用するようにし、ラベンダーなどとブレンドすると香りや作用が和らぐでしょう。

~タイムの石鹸~

今回はMPソープ(クリア)を使用し、簡単な石鹸を作ってみました。
タイムを使用した理由は、庭にたくさん生えていることと、抗菌作用が高く、香りも爽やかなので汗ばむこの時期にはぴったりのハーブかな?と思い選びました。
それから、精油にはラベンダーとローズマリーをチョイス。
なぜって?
そりゃ~抗酸化作用が欲しいからですよ~~~~~!!

~材料~
・タイム(ドライ)2~3g
・MPソープ 50g
・精油:ローズマリー1滴、ラベンダー1滴
・好きな形の容器
注:私は洗顔にも使用したいため、精油の量は少量です。もちろん入れなくてもOKです。ボディーのみの使用であれば10滴までOKです(1%濃度以下)。
~作り方~
①タイムをすり鉢等で細かくすりつぶす(私の場合は、精製水を少量入れてつぶしました)。
②MPソープを電子レンジで溶かす(熱くなるのでやけどに注意)。
③溶かしたMPソープに精油を加え、容器に半分流し入れ、すりつぶしたタイムを加える。
④さらに残りのMPソープを流し入れ、冷ます。
⑤固まったら、型からだして、3~4日乾燥させる。

ずぼらな私はタイムをすりつぶす作業が面倒だったのですが、すりつぶしたタイムからはほのかな香りがして、自然と芳香浴ができました。
ミルサーなどでガーっとやれば早いのですが、うちにはありませんし・・・。
地道な作業。急がず慌てずのんびりやることも、たまには必要なんだと思います(笑)。

 

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