県立図書館認知症図書展示期間イベント:with竹内さん&アロマクラフト。

9月25日は県立図書館認知症図書展示期間イベントでした。

私も、主催のDFYのにわかメンバーなので午前中のみお手伝い。

アロマセラピストのまき先生とご一緒させていただきました。

認知症は今や誰もが知る病気。

この日は実際に認知症の診断を受けながらも、全国各地の公演に飛び回っている竹内さんにもお会いし

アロマのブースでしばしお話を交わしました。

竹内さんは59才の時に認知症と診断されたそうです。

アルツハイマー型認知症になると嗅覚異常がみられることが鳥取大学のグループで研究されていますよね。

ちなみに竹内さんも以前鳥取大学の講演会に招かれたことがあるそうですよ。

本当に匂いが分からなくなるの?

私は常々疑問に思っていた嗅覚異常が本当にあるのか竹内さんに聞いてみました。

すると、今の時期に咲く「金木犀」の花の香りが分からないとおっしゃいました。

金木犀と言えばかなり強い香りだと思いますが、花は咲いていても匂いは分からないんだそうです。

さらに、「じゃあニンニクは??」と伺うと、「分からないよ。」と。

「じゃあ、味は?ニンニクの味は分からないのですか?」と伺うと「ニンニク特有の匂いは分からないけど、苦味と言うか辛みは分かるね。」と

教えて下さいました。

「竹内さんの好きだった花の香りは?」と問うと、「何だっけな~。あれは、フリージア。」と。

お恥ずかしいことに、フリージアの香りがパッと浮かびませんでしたが、今度自宅の庭に植えてみようかな・・・。

薬は飲んでいない

現在竹内さんは認知症の治療のためのお薬は飲んでいないそうです。

それでも先生から飲まないで様子をみようと言われた時には不安だったそうです。

「色々な活動を通し、人と交流することがいいんじゃないの?もともと営業マンで

人と接するのも好きだったし。ストレスを抱えないことが大事だよね。」

一つ一つのさりげない竹内さんの言葉から、とっても大きなヒントを得たように思います。

アロマクラフトブース

アロマクラフトのブースには予想より多くの方がいらして下さいました。

バスソルト、ハンドクリーム、アロマスプレーを作るために自分好みや目的に合わせて香りを選び、出来上がった

クラフトの香りを嗅いで「いい匂い~~~♥」とか「好みの香りになりました。」など、楽しんでもらえたようです。

日頃そんなに嗅覚を意識して過ごしていない方がほとんどだと思いますが、香りの作用で食べ物を美味しいと感じたり、季節の花の香りや

雨や土、森の匂いを嗅いでリラックスしたり、気分転換できたり・・・。

この不思議な香りの世界。

竹内さんの言う「ストレスを抱えないことが大事だよね。」をヒントに・・・

生活の一部として、アロマテラピーを取り入れてみてはいかがでしょう✨

最後にDFY代表の森さんを始めコアメンバーの皆さま!素晴らしいイベントお疲れ様でした。

そしてクラフト作りのために企画や材料を用意くださったまき先生、ありがとうございました。

さて、お昼休み終了~!ケアマネの仕事に戻りま~す!