正直ハーブティってあんまり飲まないの。

だって、私の嗜好品はお酒とコーヒーです!

こんな見出しにしてしまったけど。
シニアハーバルセラピストの私がこんなことを書いて良いのかしらと思いますが・・・。

4年前、私はメディカルハーブを学びんで資格を取りました。
ハーブティーが好きな人はハーブをお茶として水分補給などに活用でいれば手軽で良いですよね。
フレッシュハーブを透明なポットに入れてお湯を注げば、見た目も鮮やかで、気分も上がります。

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でも、味はどう?


中には青臭くて苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も、友人知人にハーブの良さをお伝えしますが、苦手という人が多いです。
苦手だけど、ハーブティーとして取り入れたい場合には、好きな物に混ぜて飲んでもよいのですから
試してみてはいかがでしょう。

例えばですが、フルーツが好きな人はフルーツをハーブと一緒に入れてお茶にすることもできますし、
ハチミツを入れたり、ジュースに混ぜたり。工夫すれば楽しそうですね。
今では、フルーツなどがブレンドされたハーブティーもたくさん出回っていますので、そういったもの
を試してみるのもよいと思います。

そうは言っても、それほどハーブティーを飲まない私は料理に入れてしまいます。
先日は花粉症には辛い時期なので、浄血作用や免疫力アップに役立つネトルとエキナセアのハーブをカレーに
入れちゃいました。
各大さじ1杯くらいの量なので、身体への作用はそれほど期待はできないと思いつつ、お茶としては飲まない
ハーブを無駄にしないよう活用してみました。
もちろんカレーなので、混ぜたハーブの味など分かりません。
いつものように美味しく頂きました。

それから、よく作るのはティンクチャ―です(チンキ剤)。
アルコールに漬けて、2週間で出来上がります。
それを、主に化粧水にして利用しています。
お風呂に入れても良いですし。
無水アルコールでは飲めませんが、ウォッカやホワイトリカーで漬け込めばお酒としても飲めます。

ハーブチンキの作り方:http://oliveleaf-aroma.com/resipibeya/herbtincture/

スキンローションの作り方:http://oliveleaf-aroma.com/resipibeya/skinlotion/


薬の原料をたどっていくと元は植物由来の成分だったりします。
ただ、薬は単一成分です。一点集中!
でも、メディカルハーブには非常に沢山の成分が含まれていますので、それぞれがバランス良く働いてくれます。
体への作用がやさしいので、日頃からメディカルハーブを取り入れるのは良い習慣とも言えますね。

ちなみにネトルはクロロフィルを豊富に含み、浄血作用や造血作用の目的で古くから用いられてきました。
アトピーや花粉症やニキビなどの改善を目的にドイツではハーブティーなどで用いられています。
エキナセアは風邪やインフルエンザ、ヘルペス、カンジタ症、膀胱炎などの感染症に単独又は医薬品の補助療法として用いられています。
*参考文献:メディカルハーブ辞典


花粉症の時期は気候も暖かく良くなり、活動性も上がってきます。知らず知らずに水分も失われてしまいますので、水分補給のためにもハーブティーで補えると手軽で良いですね。
今日ご紹介した、ネトルとエキナセアのブレンドは、癖がなく飲みやすいと思いますので、試してみてはいかがでしょう。

そういう私は・・・まずはフルーツがブレンドされたハーブティーを飲んでみようかな・・・